平成17年3月
私達は無事結婚式も終え、毎日変わりなく楽しい日々を過ごしていました。
そんな幸せなある日、とうとうその時がやってきたのです。
土曜日の朝、ぼくちゃんは籠の下でうずくまっていました。ムコちゃんが呼びに行っても出てこようとしません。
また卵産んだのかな??
主人 『いつもと様子がちがうぞ!!早く用意しろ!!病院に行くぞ!!』
ホントだ・・・今までと様子が全然違う!!
ぼくちゃんは病院に行くことが多かったので、今回もいつもの様に元気になる!何度も乗り越えてきてくれてたんだから!と思っていました・・・
いつもお世話になってた病院は土曜日ということで休診。どうしよう・・・
他に鳥をよく診てくれるところは・・・??焦る気持ちをおさえて電話帳で1件づつ当たってみる・・・
そして、ある病院の先生が鳥をよく診てくれるお医者様を教えてくれました。
お医者様 『お母さん、大丈夫ですか?落ち着いてくださいね!』
そう言われてハッとしました。落ち着かなきゃ・・・大丈夫・・・
車で約1時間で到着。すぐ診察室に入れていただき診てもらうと、かなり危険な状態とのこと。。。
『覚悟しておいてください』
そう聞いて急に震えました。嘘でしょ?今までどんなことがあっても大丈夫だったじゃない?
ぼくちゃんはすぐに酸素BOXで保温治療。
私達は1時間ほどぼくちゃんの酸素BOXの前で様子をみてました。
かなりしんどいはずのぼくちゃんは、私達の前で羽繕いをしたり、シードをついばんだりして見せました。
『私、大丈夫だから』
まるでそう言ってるかのように・・・
ここでぼくちゃんを見てると、きっとこの仔は無理をして元気なフリをするだろう・・・
私達は病院に任せて一度帰宅することにしました。
頑張って!!ぼくちゃん!!お願い、助けて下さい・・・
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