帰宅後、ムコちゃんを籠から出してあげると、すぐにぼくちゃんを探しだしました。そして呼び鳴き・・・
主人はぼくちゃんの亡がらを手のひらに乗せ、ムコちゃんを呼びました。
ムコちゃんは、やっと会えた!!というような感じで駆け寄って来ました。
動かないぼくちゃんにクチバシを合わせ挨拶。。。
そして交尾をしようとしたムコちゃん。ぼくちゃんの周りをクルクルまわり、ムコちゃん自身もいつもとは違う異常なまでの行動をしました。
主人は泣きながらいいました。。。
主人 『ムコちゃん、ぼくちゃん死んじゃってんで・・・』
そう言うとムコちゃんはしばらく・・・そして長い間首をかしげたポーズでぼくちゃんを見つめ、そして籠へと帰っていきました。
その後は呼び鳴きも、探し回ることもなくなりました。
ぼくちゃんの死、パートナーの死を理解したのでしょう。。。
鳥は人間のように涙を流せない。けど、心で泣いていたに違いありません。
最愛のパートナーとの別れ・・・
ムコちゃんごめんね・・・
次の日、ぼくちゃんを火葬してあげることにしました。
ぼくちゃんと過ごす最後の夜。。。
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